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iPhoneの「パスコード10回間違いでデータ消去」をオンにした

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パスコードロック

プライベートでも仕事でも、スマートフォンは欠かせないアイテムになりました。
最近では、個人のスマートフォンを仕事に兼用して使う「BYOD」も流行しつつあります。

プライベートなメールも、仕事の情報もすべて一台に収まるスマートフォンは大変便利です。
しかし一方で、それだけの個人情報や会社の情報が入っているスマホの中身を、他の人に見られることが大きなリスクになっています。

スマホに仕事や個人の大切な情報を預けている以上、めんどくさくてもパスコードロックをかけておくことは、もはや当たり前です。(パスコードとはスマホの管理画面起動時に入力する暗証番号のことです)

私自身も、ガラケー時代にはパスコードは設定していませんでしたが、スマートフォンに変えてからはガッチリとパスコードを設定しています。

パスコードを入力するときも、一緒にいる人にどの番号を押したか見られないように配慮しています。もし、「いま暗証番号を見られたかな?」と思った時は、後ほど忘れずに暗証番号を変更しています。

たまに、iPhoneにパスコードをかけてない人や、「9999」「1234」などわかりやすいパスコードを設定している人を見けますが、これってけっこう危険です。

実際、人前で携帯を見たり見られたりする機会は多く、パスコードをかけていても、「9999」を押したとか「1234」を押したとか、案外目に入るものです。

パスコード10回間違いでデータ消去

パスコード10回間違いでデータ消去

iPhoneには、パスコードの設定画面に「パスコードを10回間違えた場合にデータを完全消去する」機能があります。

これまでは、「万が一パスコードを忘れたら?他人がいたずらで解除を試みて10回間違えたらどうしよう?」と思っていたので、「データ完全消去」機能はずっとオフに設定していました。

しかし、今回「パスコード10回間違いでデータ消去」の機能をオンにすることにしました。
もし私のiPhoneを触ってパスコードを10回間違えたらiPhone内のデータはすべて自動的に消去されることになります。

iCloudですぐに復旧できる

私がこの機能をオンにした理由は、iCloudを使うことでデータはすぐに復旧できると気づいたからです。

アップル、世界最強のIT企業の合理化された店舗サポート」にも書きましたが、iCloudeによってデータと筐体は完全に分離されており、iPhoneという端末は、もはやただの固体になっています。

iPhoneが故障して新しいものと交換になっても、新しいiPhoneに機種変更しても、バックアップされたiCloudからデータをダウンロードすれば、完全にデータの引き継ぎができます

それなら、万が一iPhoneを落としてしまった場合、盗まれてしまった場合に備えて「パスコード10回間違えた場合にデータを完全消去」は設定しておいた方が安心ということになります。

iPhoneを落としてしまって、他人に拾われても10回パスコードを間違えた瞬間にデータが消えるので、情報が漏洩する心配はありません。

落としたiPhoneをもし探しだすことができなくても、新しいiPhoneさえ買えば、iCloudeからデータをダウンロードして、復旧させれば問題ありません。

「パスコード10回間違いでデータ消去」。
私が第一世代のiPadを買った時は、「なんでこんな機能があるんだ?」と疑問でしたが、その後のiCloudの登場によって、とてつもなく便利な機能であることがわかりました。

2013年8月7日:追記
一度パスコードロックをOFFにすると、「パスコード10回間違いでデータ消去」の機能もOFFになってしまうようです。

私はiPhoneを頻繁に触る時に限っては、一時的にパスコードロックを解除するのですが、このような使い方をしている場合、再びパスコードロックを設定する時に合わせて「パスコード10回間違いでデータ消去」もONに設定し直す必要があります。

最後まで読んでいただきありがとうございました

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