仕事に使えそうなこと

目標達成率を70%上げるための逆算思考法

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目標達成

私は根っからのなまけ者なのですが、昔からなんでも目標を課題として設定してしまう癖がありました。

特に自営業になってからは、ビジネス系の本を書籍を読んだりして「タスク」や「目標」を設定して仕事に取り組んできましたが、最初のうちは頑張ってこしらえたタスクも目標も達成率が非常に低かったです

「本日のタスク」は寝る前に30%しか完了できていないし、「今月の目標」は来月に持ち越しされてばかり…
多くの場合、人は自分のできることを過信しすぎたり、スケジュールは何も起こらないことを前提にして組み上げるので、スケジュール設定したタスクや目標よりも、実際にできる仕事量は少なくなってしまいます。

しかし、そのようなタスクや目標の達成率も、少しコツがわかってきて年々達成率が上がるようになってきました。自分の思った通りスケジュールが運ぶようになってきたのです。(もちろん今でも100%ではありませんが)

なぜ、目標達成率を上げられるようになったのか?
そのコツは「目標を逆算して考える」ようになったことが要因だと思います。

目標は期限付きで立てるのが大前提

東証一部上場のGMOインターネットの社長、熊谷正寿さんが書いた書籍「一冊の手帳で夢は必ずかなう – なりたい自分になるシンプルな方法」にも似たようなことが書かれています。(私はまだ読んでませんが・・・)

この本は、LINE株式会社の森川社長など、多くの経営者にも影響を与えた書籍です。

その主な内容は、手帳に「◯◯歳までに◯◯を達成する」など、より具体的に未来の予定を書き込んでおくことで、本当にそれが実現するというようなものです。

ただ目標を設定するだけでなく、より具体的に期限付きで目標を立てることが何より重要なのです。

ホリエモンも同じことを言ってる

堀江貴文さん(ホリエモン)の著書「お金はいつも正しい」にも同じようなことが書かれています。

まとめるとこのような感じです。

将来につながる効率的な自己投資
絶対に考えるべきなのは、明確な自己投資のエグジット(出口)を想定すること。

次に大切なのは、その目標を出来るだけ短期間で成し遂げること。
5年、10年のスパンでスキルアップを目指すなどというのは、常人ができるものではない。
1年程度で形にならなければ、自己投資というよりも趣味で続けるべき。
多くの人が陥っている間違いは、長期間かけて少しずつスキルアップをしようというコツコツ型の考え。

もっともらしい考えだと思います。
英会話などでもそうですが「長期間かけて少しずつスキルアップをしようというコツコツ型の考え」を実現するには本当に強靭な精神力が必要で、むしろ短期間集中型の方が楽かもしれないな。という考えは、言われてみると私も含め、多くの方々が人生で学んできていることではないでしょうか?

なぜ逆算思考が大切なのか

目標を期限付きで定める」ことがなぜ大切なのか。
それは、期限付きの目標は私たちの脳を「逆算型の思考」にしてくれるからです。

例えば「2013年12月31日までに栄養士の資格を取得したい」と考えたとします。
すると、頭の中でこのような考えが浮かびます。

受講料はいくらか?
受講料を払うだけのお金を確保する必要あり。

何時間ぐらいの勉強が必要か?
ネットで調べると◯◯◯時間の勉強が必要とされているので、私の今の状況なら10ヶ月前から勉強に取り組まなければならないな。

そもそも試験の日程はいつか?
栄養士は一年に1回しか試験がない。この試験を確実に通過しなければ2013年中の資格取得は無理だから、よほど勉強して完璧にしておく必要がある。

試験の申し込み日程はいつまで?
申込期間は意外と短い。この申し込み期間を逃したら試験すら受けられない。

自力で資格取得できるのか?
できるなら参考書を買うし、できないなら資格学校に通う。
どうやら私の能力では資格学校に通う必要がありそうだ。

資格学校の入学受付はいつ?
期間内に申し込みが必要。入学受付は今月末までか。
ということは今月中に入学申し込みをしないと2013年の資格取得が難しくなる。

資格学校の料金はいくら
案外高いのでお金を貯める必要があるが時間がない。
仕方ないので定期預金を解約して用立てるか。

結果
2013年12月31日までに栄養士の資格を取るには「今すぐ定期を解約して資格学校へ入学申し込みをする必要がある」とわかる。

現在から未来の目標を見るのではなくて、未来の目標を設定した上で、それを達成するために今何をしなければならないか?をより具体的に、逆算して考えるのです。

中でも「どれだけより具体的に、より細かい部分まで思考できるか?」が目標達成率を上げるためのカギだと思います。

それをただ漠然と「いつか栄養士の資格取りたいなぁ」と思っていては目標には到達できません。

なぜなら、

  • 年1回の試験のタイミングを逃したら最短でも資格取得は1年先になる
  • そこから3ヶ月経過してしまったら取得はさらに1年先延ばし(資格取得には10ヶ月の勉強が必要なので)

タイミングを逸すると最短でも資格取得が2年先になります。
先ほどのホリエモンの言葉を借りますが、2年も先のことをコツコツ実行するのは、常人にはハードルが高すぎます。
よって、いつまで経っても目標は達成できずに「栄養士の資格」という夢は消えていくのです。

頑張りすぎと言われる現実

私自身、自営業をはじめてからいつの間にか「逆算型の思考」をするようになりました。
しかし、この話を友人にするとたいてい

  • もっとゆるく生きようぜ(・ω<)!
  • 川原くんは頑張りすぎ
  • 「期限を決めて~をする」みたいなのは、なんかやだなぁ

という答えが返ってきます。

また、あまり目標は高すぎない方がいい、ほどほどに。という意見もあります。

しかし、自営業になるまでの26年間、就職もせずにダラっと生きてきた私としては、ほんの3年ちょっとで得ることができた膨大な知識、スキル、そして収入から「考え方を変えるだけで1年間でできることが驚くほど違う」ことを身をもって知りました。

私は欲深い人間なのかもしれません。
だからこそ「ゆるく生きる」ことよりも「がんばり過ぎない」ことよりも、欲しいものを得ることや、なりたい自分になろうとする道を選ぶのです。(キラキラ男子みたいでキモいですが・・・)

期限のない目標は絵に描いた餅である

たまに、10代で起業して大成功とか、創業2年で2兆円の売上とか、創業5年で東証一部上場とか、バンド結成3年でメジャーデビューとか、外から見ていると「ありえないことを成している人々」がいます。

そういう話を聞くと、「よほど才能があったんだなぁ」とか「よほど運が良かったんだなぁ」とか思って見てしまうのですが、こういった「ありえないほど短期間で目標を達成した人々」は、みな逆算型の思考で「将来の目標設定から現在やるべきことを導いている」と思います。

目標の期限や目標までの具体的な道のりが見えていないものは所詮「絵に書いた餅」であり「趣味や夢」と言い換えるべきかもしれません。

  • まずは目標設定をすること(大きいぐらいでちょうどいい)
  • そこに到達するまでの手順と具体的な期日が明確に定められていること(短期間で)
  • 未来の目標のために今この瞬間何をすべきか?が見えていること(具体的に)
  • 今すぐ実行

目標を高い確率で達成するためには、この4点が大切だと思います。

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この記事へのコメント

この記事では、以下のコメントをいただきました。
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コメント件数 [2件]

こんばんわ。
いつも拝見しております。

ふと気付いたのですが、プロフィール欄の自画像が
変わりましたね。
前の画像と比べるとすごく良い感じだと思います。

名無しさん | 2013年6月 2日 19:38

ありがとうございます。
前の画像があまりにも評判悪かったので変えました^^;

管理人 | 2013年6月 2日 23:36

最後まで読んでいただきありがとうございました

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