携帯電話で03・06番号の発着信ができる「auオフィスナンバー」を導入しました
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企業などで使われる固定電話(03・06ナンバーなど)を携帯電話を使って発着信可能なサービス「auオフィスナンバー」を導入しました。
法人限定のサービスなのが難点ですが、私のように一人会社や小規模法人を経営している方にはおすすめのサービスです。
どんなサービス?
メインで使っている携帯キャリアがauの人であれば、携帯一本で自分の携帯と会社の固定電話を使い分けできます。(私はメインキャリアがドコモだったので、2台持ちになりましたが・・・)
発信するときは、相手の電話番号の頭に「0077-26」を付けることで、「03-◯◯◯◯-◯◯◯◯」からの発信として、相手に通知されます。
通話品質は、通常のau携帯と同じなので特に問題はないでしょう。
現在は「03・06」を中心として、13地域の市外局番に対応。
これから、全国の市外局番に順次対応していくとのことでした。(提供エリア一覧)
固定回線を携帯感覚で
特に小規模法人の場合、社内に誰もいなくて電話を受けられないことも多いと思います。
しかし、auオフィスナンバーであれば、出張先で固定電話を受けたり、24時間自宅で電話を受けることができます。
広めの営業店舗の2階で携帯を使って固定電話を受けたり、電話機を置くスペースがない狭い店舗で使うなど、利用シーンは様々です。
お店の定休日や営業時間外は自動的にアナウンスに繋ぐこともできます。
また、携帯電話を使って発着信を行うので、発信履歴や着信履歴は何十件も残りますし、電話をかけてきた相手が誰なのかも当然わかるので、いわゆる「ナンバーディスプレイ」も標準装備されていることになります。
会社の住所が03や06ナンバーの圏外に移転した場合は、一応届出が必要とのことですが、圏内での移転であれば、どこに引っ越しても手続きなしでそのまま使えます。
2013.6.3訂正:同じ地域でも同一番号が引き継げる場合とそうでない場合があるようです。
思ったより安い利用料金
■基本料金
初期費用:105円
月額料金:840円
■転送オプション
初期費用:1,050円
月額料金:105円
■通話料金
一律7.35円 / 30秒
※国際電話あてのサービスも2012年の秋より対応予定とのことです。
au携帯の基本料に加えて上記の料金が追加される仕組みです。
auオフィスナンバーとしての機能だけを使いたい場合は、auの一番安いプラン「Eシンプル(割引込で月額743円)」を契約し、トータルで月額1,583円+通話料で利用できます。
私がこれまで契約していた光電話は月額930円だったので、auオフィスナンバーは約1.5倍の料金になりますが、普段からメインでauの携帯を使っている人なら、携帯の基本料+月額840円なので、光電話よりも安く済みます。
スマートフォンでもガラケーでも使える
私はドコモ携帯のユーザーなので、今回は固定電話としての機能のみを使うつもりでauオフィスナンバーを契約しました。(インターネットもせず、通話のみ)
でも、どうせならスマートフォンにしたかったのですが、スマートフォンは機種代をタダにしようとすると、パケット定額制サービスに加入する必要があり、断念しました。
(スマートフォンだと、auオフィスナンバー専用アプリを使ってワンタッチで発信できるらしいです)
結局ソニーエリクソンと京セラのガラケー2択になってしまったのですが、ソニーエリクソンの機種は確保するのに時間を要すると言われてしまったので、シンプルな京セラのガラケーに決定。
端末価格はもちろん0円です。
まとめ
新しくスタートしたばかりのサービスで、ネットにもほとんど情報がなかったのですが「これは!」と思っていち早く導入してみました。
特に私のような小規模法人にとっては大変使い勝手の良いサービスだと思います。
ドコモからiPhoneが出そうにないので、これをきっかけにしてauに乗り換えてやろうかなとも思いましたが・・・
auオフィスナンバーは法人限定のサービスですが、個人事業主やフリーランスの方も契約対象に
なればもっと普及しそうな気がします。
最後になりましたが、これまで私は光電話(IP電話)を使っていたのですが、今回auオフィスナンバーに乗り換えた理由をまとめて書いておきます。
- 光電話にするとインターネットの通信速度が著しく低下した
- 通話品質が非常に悪く、まともに会話できなかった
- 住所を移転した場合、電話番号の引き継ぎは不可能だと言われていた
- 会社を運営する上で、やはり03・06ナンバーは必須(携帯一本だと審査に通らないなど)
- スカイプなどが提供する050ナンバーはまだまだ信用面で劣る
最後まで読んでいただきありがとうございました
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