家計を圧迫している原因の大半は「住宅、自動車、保険」の3つ
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先日、ネットの記事で見たのですが、家計を圧迫している原因の大半は「住宅、自動車、保険」の3つらしいです。
例えば、スーパーで底値を狙うとか、できる限り100均で買い物を済ますとか、節約方法はたくさんありますが、この3つによる支出が大きいため家計のキャッシュフローが安定しないと。
私は30代の独身男性ですが、住宅も自動車も保険も、何一つ持っていません。
ただ、住宅も自動車も保険も、年齢や、結婚してるかどうかなど、その人の状況によって必要性が変わってくるので、一概に「悪」とは言えません。もちろん、私も将来、これらを手に入れる可能性があります。
結局のところ、「これらをいかに上手に活用するか?」がいちばん大切になってくると思うのですが、今回は今の自分の状況に当てはめて、住宅、自動車、保険について、私がどのように考えているのか、まとめます。
30代の独身男性の住宅、自動車、保険に対する考え方
住宅(マイホーム)
私は現在、賃貸に住んでいます。
住宅を購入しない理由は、自分がまだまだ移動する可能性があるからです。将来的に「ここに住むぞ!」というのが固まれば住宅の購入も検討しますが、現時点では将来どこに住むのか固まっていないので、家を買うのは当分先の話になりそうです。
また、将来結婚するなら大きな家が必要ですし、もし独身で一生を終えるなら小さな家で足りるでしょう。結婚するかどうか、子どもが何人ぐらいできるかどうかが確定していない段階では、まだ家を買う必要性はないかなと感じています。
住宅ローンが空前の低金利となっている今は、買い時のようにも思います。しかし、ローンを組んでしまうと毎月バカにできない金額の返済期間がスタートするので、家計的には結構ツライです。ローンだろうと現金購入だろうと、大きな買い物をするということには変わりません。大きな買い物をするということは、それだけのお金が支出に回るということです。
もし今、自分が分譲マンションに住んでいて、家計が苦しくなったら、すぐにマンションを売却して安い賃貸に移り住むと思います。生活のグレードは下がってしまいますが、所有している喜びよりも、楽な生活を取りたいと思うからです。
しかしながら、今の住宅ローン金利は本当に低い。。。(こんなことを言っておいて、来年には独身で家買ってるかもしれません。。)
自動車
自動車は条件によりけりだと思います。
私はカーシェアリングを利用しているのですが、これは私が大阪市内に住んでいることや、もともと自動車に対する興味が薄かったというのが大きいです。
大阪市内だと、駐車場代が郊外に比べてかなり高いです。反面、カーシェアリングの普及率が高いので、どこでもすぐに借りれます。また、車がなくても電車や徒歩で買い物が済ませられるので、自動車がなくても生活が成り立ちます。
自動車がなくても生活ができるということは、当然、自動車を使う頻度も少なくなります。つまり、所有していると損になる可能性が高いので、カーシェアリングのように「使った分だけ支払う」方が支出は抑えられます。
※カーシェアは車種代、駐車場代、ガソリン、保険、税金、メンテ費用すべて込み
(カーシェアリングの詳細はこちらの記事で)
一方で、郊外に住んでいると買い物に行く際、自動車が必須となります。当然、自動車を使う頻度も多くなります。また、カーシェアリングの普及率が低い反面、駐車場代が安いメリットがあるので、マイカーを所有する方が安くなることも多いと思います。
自動車で気をつけたいのは車種選びです。
マイカーローンは低金利で借りれますが、中古車などを駆使して、できればローンには頼らず買いたいところ。また、排気量が多い車種を選ぶと自動車税も変わってきます。
車種にこだわらなければ支出は抑えられますが、車好きの男性ってすごく多いですから、自動車についても、所有欲との戦いになりそうです。
保険
私は保険に入っていません。
結婚して子どもができ、守るべきものがあるなら話は変わってくると思います。しかし、現在独身である以上は、もし私が死んで親に多額の保険金を残したとしても、親の生涯も長いわけではないので、意味がないと思っているからです。
損害保険も同じです。
自分に万が一が起きた場合、それは必ずしもお金で解決できることではないかもしれません。そもそも万が一が起きるかどうかはわかりません。確率的には、万が一は起きない可能性の方が高いというのが、保険の仕組みです。なので、現時点では、いざという時に備えるつもりはありません。
ただ、車を買うと自動車保険は必要だろうし、長期の住宅ローンを組んで家を買った場合も、疾病保障に入っておかないと怖くて家が買えません。私が保険と無縁でいられるのは、家も車も持たなくて良い状況でいれているということも大きいです。
私がたまに勧められるのは「節税」としての保険です。毎月保険料を支払っておくことで、「将来お金が戻ってきた時に、ちょっとお得」という類のもの。でも、節税としての保険にも、一切入っていません。
理由は、将来のお金よりも今のお金の方が大事だからです。
30年後に受け取るお金よりも、今手元にあるお金の方が、自分にとって圧倒的に価値が高いというのが私の考え方です。
年収1億円を稼ぐ保険レディが存在します。
世界一の大金持ちであるウォーレン・バフェットが経営するバークシャー・ハサウェイという会社は、保険の会社(再保険)です。
「この人たちが手にしているお金は、一体誰が払っているのか?」
を考えると、保険への加入は決して「素晴らしいもの」ではなく、保険はあくまでも選択肢の一つであるとわかります。
まとめ
住宅、自動車、保険のすべてに言えることですが、安定したキャッシュ・フローが回っているということは、未来の可能性を捨てていない状態。家計が圧迫されている、つまりキャッシュ・フローが回っていない状態というのは、未来の可能性を捨てて、現時点で将来を決めてしまうのと同じです。
そう考えると、まだまだ色々なことにチャレンジしたいとか、もっとお金持ちになりたいとか、現状よりもより良い生活を実現する可能性を捨てたくない30代独身の私にとっては、これらはすべて不要ということになります。
一方で、自分が40代や50代となり、結婚して子どもが生まれて、住む場所も決まり、ある程度人生が確定してきた段階で、将来の可能性(不確実性)を捨てて「安定(確実性)」を手に入れたいと思うようになります。その時に、住宅、自動車、保険は、生活を安定させるための手助けになるものだと私は思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました
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