草津温泉のおっさんに教えてもらった極限状態の熱い温泉に耐える方法
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先月末は、上半期が終わったということで、群馬の草津温泉でリフレッシュしてきました。
草津温泉には、「公衆浴場」と言って24時間無料で利用できる温泉がたくさんあります。それぞれ源泉が違うので、公衆浴場めぐりも草津温泉の楽しみ方の一つです。
草津温泉の水温はとにかく高い
草津温泉は、映画「テルマエ・ロマエ2」のロケ地となった場所でも有名です。テルマエ・ロマエ2を見た人はイメージできると思いますが、草津温泉は「湯もみ」が有名です。(上記の画像が湯もみ)
湯もみは湧きでた温泉の温度を下げるために行われる作業です。草津温泉の源泉はとにかくめちゃくちゃ熱いのです。この熱さが、温泉好きには良いらしいのですが、私は一切の予備知識なしで草津に行きました。
白旗の湯の水温は48℃
公衆浴場「白旗の湯」はその中でも特に熱く、水温計は48℃くらいになってました。
私は何も知らずに飛び込んで、すぐに飛び上がりました。。白旗の湯には常連と思えし地元のおっさんがいて、飛び上がる私の姿を見てバカにされてしまったのですが、おっさんが熱い温泉の入り方について優しく教えてくれたので紹介します。
熱すぎる温泉に耐える方法
とんでもなく前置きが長くなってしまいましたが、草津のおっさんに教えてもらった、「熱すぎる温泉に耐える方法」をご紹介します。
とにかく身体を冷やす
熱いお湯に浸かるとき、お湯の温度に慣れるためにかけ湯をすることが多いと思います。しかし、おっさんの話によると、熱い湯に入る時はとにかく身体を冷やすことが大事なんだそうです。
身体を冷やすことでウェットスーツを来ている状態になるからです。
頭だけにかけ湯をする
かけ湯をする時は、身体にはかけないようにします。なぜなら、前述の「ウェットスーツ効果」がなくなってしまうからです。身体はとにかく冷やした状態を保ちます。
その上で、頭にだけかけ湯をします。人間は、頭と身体の温度差が激しいと、熱い水温に耐えられないのだそうです。だから、最初に頭だけにかけ湯をして熱い状態にしておき、湯船に浸かった時に身体全体が同じ温度になるようにすると、熱さを感じにくいというわけです。
ゆっくり入る
もちろん、お湯に入る時はゆっくり入ります。詳しくは後述しますが、お湯を揺らさない(波を立てない)ように入ることが大切です。
手のひらを出す
激熱のお湯に浸かったら、手のひらだけを水面に出します。こうすることで、手のひらから「放熱」するので、熱さを感じにくくなります。
これはマジで効果が高いです。湯船に浸かっている時、手のひらを出すのと出さないのとでは、感じる熱さが全然違います。
おっさんいわく、「犬は舌で体温調整するだろ!」だそうです。
じっとして動かない(できれば他の人を入れない)
湯に浸かったら、じっとして動かないようにします。お湯を揺らすと冷やした身体がもつ「ウェットスーツ効果」が剥がれ落ちてしまうからです。
白旗の湯の湯船は小さいです。(3人ぐらいが入れる大きさ)
しかし、人が湯船に浸かっている時は入ってはいけないと言われました。
これにも理由があって、誰かが入っている時に人が入ると、お湯が揺れる(波が立つ)からです。一人だけで湯に浸かり、手を出してただじっと熱さに耐えます。
そもそも、48℃のお湯は3分以上浸かると危険なレベルなので、砂時計が置いてあり、3分毎の交代制で一人ずつ浸かってました。
上がったらすぐに座る
3分が経過し、お湯から上がったらそのまま立ち歩かずにすぐに座るようにします。これは立ちくらみ防止のためです。実際に熱いお湯に浸かりすぎて気分が悪くなったり、倒れてしまう人もいるのだとか。
ということで
結局、ノウハウを教えてもらい何度かチャレンジしたものの、白旗の湯が熱すぎるので10秒ぐらいでギブしました。また、草津温泉に行くことがあれば再チャレンジしたいです。
お風呂に入っている時にアイデアが浮かびやすいのと同じで、去年あたりから、私は頭を整理したい時に温泉に足を運ぶようにしています。温泉街は観光地が少ないので、頭の中を整理する場所として適しているように思います。
温泉に関する知識やマナーは全然知らないのですが、効果効能を持続させるため、温泉では最後にシャワーを浴びずに、そのまま上がるほうが良いみたいですよ。
ではでは。
最後まで読んでいただきありがとうございました
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