ダイアリー

いまの自分にとってすごく意味のあることが、将来もずっと意味のあることとは限らない

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今日は、最近ふと考える「今日自分にとって必要な情報は、来週にはもう必要なくなってるかもしれない」ことについて。

みなさんは、毎月購読している雑誌はありますか?

例えば、時計に興味を持って時計の情報誌を毎月買うようになるとします。
最初は1ページずつ時間をかけて読み、つい何度も読み返すほどだったのに、毎月購読していると、そのうち読む時間が短くなってくる。(なんとなくつまらなくなってくる)

こんな経験はないでしょうか?

これは、最初知識がない状態で雑誌を買い始めたのに、毎月購読しているうちに自分の中で情報が蓄積されていき、自分の知らない部分(補間部分)だけを読むことで理解できるようになるからです。

知識量が増えるほど読むスピードが早くなり、そのうち「時計のメンテナンス」や「時計のブランド比較」のような特集記事が、知っている情報ばかりとなり、最終的に雑誌を買う理由が、

  • 最新情報(最初の5ページぐらい)を知るため
  • なんとなく継続して買ってきたから

となるように思います。
そして、そのレベルに達すると、雑誌を買っても自分が知りたい最新情報以外はサラッと読むだけなので、買った雑誌がキレイなまま保たれ、費用対効果も悪くなっていきます。

私なんかは、初めて買った雑誌はボロボロになっていることが多いのに、1年間購読すると、買ってもほとんど読んでないことがよくあります。

単に自分の興味が薄れたからと考えることもできますが、やはり雑誌がボロボロにならない理由は、知識量が増えたことで「その雑誌の情報が自分にとって必要なくなってきているから」だと思うのです。

読むスピードが速くなってきたら次のステージへ

つまり、私が言いたいのは「読むスピードが早くなってきたら次のステージへ移るタイミング」ではないかということです。

例えば、時計の雑誌の情報をある程度補完できたなら、意識的にその雑誌を買うことをやめて、よりマニアックな時計誌を買うとか、違う分野の雑誌を買うとか。

  • 最新情報を知るため
  • なんとなく継続して買ってきたから

という理由で、自分にとってすでに費用対効果が悪くなった雑誌を読み続けるのはもったいないのではないかと。(もちろん今回は雑誌を例に出していますが、これは雑誌以外にも当てはまります)

時計の雑誌を毎月読むことは、最初は「とても大きな効果を生んでいた意味のある作業」だったのに、時間とともにそれが「意味のない作業」へと変わってることって、結構あると思います。

  • 最近なんとなくこなれてきたな
  • 時間帯効果・費用対効果が悪くなってきたな
  • 楽しくなくなってきたな
  • 得られることが少なくなってきたな

など、最初は「これは!!!」だったものが、「これは。」になったら、次のステージへ移るタイミングなのかもしれません。

それを踏まえて効率的に知識を吸収していく流れを考えると

とまぁ、これが最近私が思っていることなんですが、この考え方から、「効率的な知識の吸収法」が見えてきます。

①とにかく何事にも興味を持つ
好奇心旺盛、興味津々、アンテナを張るというのは本当に大事なことだと感じます。

②じっくり、なんども、ゆっくりと
最初は初歩の内容からじっくり、なんども、ゆっくりと情報を集めましょう。

③だんだん速くなってくるので
そのうち、その分野のことについて知識が補完されると、理解スピードが速くなったり、最初の「これは!!!」が「これは。」になってきます。

④次のステージへ
意識してその情報元を断ち、よりマニアックな情報源を見つけるか、新しい分野にステージ移動しましょう。

仕事がら、自分が全く知らなかった情報も文章に起こして記事にしています。
その課程で、「最初は薄い記事をゆっくりと連発」してしまうのですが、10記事、20記事と書いていくとその業界のことがなんとなく見えてきて、「それなりの記事をスピーディーに」書けるようになってきます。

私はこのような流れを「プチプロフェッショナルになる」と呼んでいます。
何かの特定分野に精通する「専門家」が求められる時代ですが、さまざまな分野のプチプロフェッショナルになることの方が自分の知見を広げられるように感じます。

「プチプロフェッショナルになる」ことが、私の目指すところであり、これからも色々なことに興味を持ちながら、知見を広げていけたらなと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました

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