ファイナンス

「三日で3億稼いだけど質問ある?」は「運が良かった」だけじゃない

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2ちゃんねるのまとめの中でも「~だけど質問ある?」シリーズは結構好きなのですが、こんなまとめを見つけました。

参照:三日で3億稼いだけど質問ある?

簡単ににまとめると、

  1. 貯金を全額下ろして全力投資 150万が2000万に
  2. 親に1000万、彼女に30万借りる
  3. 合計した3030万(3300万?)を元手にリビアのデモのニュースが流れた時に全力投資
  4. 原油高騰で大儲けし3日で3億2000万円に

というものです。。。まさに驚異的!!!

彼は原油のCFD取引で大儲けしたと言っています。
CFD取引はFXと同じで、「レバレッジ」をかけることができる為、元手資金の何倍もの金額で取引することができるハイリスクハイリターンな金融商品です。

しかし、レバレッジが大きいと、儲けも凄いですが損失も半端じゃありません。
ハイレバレッジの取引ってこんな感じです。

  1. 数日で元手資金が何倍にもなる可能性がある
  2. 損した場合は元手資金は一瞬で全部なくなる
  3. レートが少し下がっただけで強制的に全預託金が消し飛ぶ

まさにハイリスクハイリターンです。

158: 忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2011/02/27(日) 01:46:32.46 ID:VNmZSmxo0
昔778億儲かって一気に無くなったってスレがあったな
理解できない…

>>158
それ友人
あの後、武富士の空売りで40億儲けてアメリカに移住した

というレスを見て、どうもこの話は嘘っぽいと思ったのですが、今回書きたいのは嘘か本当かという話ではないので、真実かどうかの議論は置いておきます。

運が良いだけじゃ大金は掴めない

この記事を読んで、「この人はたまたま運が良かった」「宝くじに当たったようなもの」と考える人は多いのではないでしょうか?

もちろん、「運が良かった」のは間違いありませんが、私はこのように考えています。

1.元手の150万円を全額投入して2,000万円にした

彼は26歳の普通のサラリーマンと言っていますが、まず最初に150万円を貯められるかどうかで運命が分かれます。
軍資金となる150万円の預金がなければ、どれだけ運が良くても大きく儲けることはできません。

また、仮に150万円の預金があったとしても、26歳の普通のサラリーマンにとって150万円という金額は一生懸命働いて貯めた、貴重な大金でしょう。

その大切なお金を全額引き出し、全額勝負できる人間は少ないと思います。

2.親から1,000万、彼女から30万円を借りた

彼自身が「実家が12LDKぐらい」と語っているように、彼の実家はお金持ちのようです。
普通の家柄では、親がポンと1,000万円を融資してくれないでしょう。

また、自力で2,000万円の軍資金を得たにも関わらず、そこからさらに借金をする必要があったのかどうか非常に疑問が残りますが、あえてその点には触れないでおきましょう。

ここで言えるのは、親が1,000万円をポンと融資してくれるだけの金持ちの家に生まれた彼の運が良かったということです。

3.軍資金3,030万円を全額賭けた

仮に150万円が2,000万円になったとなれば、それはもう驚くほどの大金です。

その儲けに加えて、さらに1,030万円の借金分を含めて、全額勝負できる人間が一体何人いることでしょう。

自分の思った方向と逆に相場が動けば3,030万円はあっという間に消し飛びます。

おそらくほとんどの人が、2,000万円の儲けのうち、1,000万円は預金に回したり、掛け金を減らすはずです。

常人では達することのできない世界

この後の取引で彼は3,030万円が3日で3億2000万円になったわけですが、もはやこの一連の行動は「運」だけではなく「途方もないリスクをとることができる才能」がもたらした「彼自身の実力」に他ならないと思います。

まさに、漫画「カイジ」のように頭のネジがぶっ飛んでいる人でないと実現できないことです。

このような破滅的な行動が取れる人は世界を見ても一握りでしょうから、彼は3億2,000万円を勝ち得るべくして勝ち得たと言えるのではないでしょうか?
彼にはそれだけの大金を稼ぐ素質、才能があったということです。

スピード狂の末路は100%の破滅

最終的に大金を勝ち得たとはいえ、今回のAさんの取引は非常に危険な取引でした。
ただネジが飛んでいるだけの人間なら、いずれすべてを失ってしまうでしょう。

99.9%の安全と0.1%の危険を備えているゲームがあるとすれば、それはたった1000回チャレンジするだけで、確実に負けることになるのです。

大金を掴むべくして掴み、それを死ぬまで守り続けるには、「ネジが飛んでいる優等生」でなければならないと思うのです。

最後まで読んでいただきありがとうございました

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