ダイアリー

美容整形について思うこと

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整形手術

この前、ニュースサイトにこんな記事が上がってました。
「NHK紅白には僕の『作品』がいっぱい」 高須院長の大胆発言にネットで「やっぱり!」の声(ライブドアニュース)

美容整形の第一人者である高須クリニックの高須院長が、「紅白に出ている芸能人のほとんどが整形している」と暴露した内容のニュースです。

私自身は今のところ美容整形をしたいとは思っていないのですが、広義に言う「美容整形」をする人たちについて、過去に自分の中で真剣に考えたことがあったので、その時の考えをまとめます。

100%の女性が脱毛してた話

最近、何人かの女性と話をしていた時に「脱毛」についての話題が出ました。私は男ですし、脱毛をやろうと思ったことがなかったので、まったく未知の世界でした。(脱毛なんてお金に余裕があってよほど剛毛の、ほんの一部の人だけがやるものだと思っていました)

話を進めていくと、どうやら女性の多くは脱毛をしているのが当たり前らしいとわかり、(ドン引きされると思いつつも)女性と会う度に、いろいろな女性に対して脱毛についての話を切り出してみました。

何人かの女性に聞いた市場調査の結果、女性の脱毛比率は100%でした。脱毛のことに全く興味がなかった私にとって、知られざるこの脱毛率は衝撃的でした。そして、その話を男性の友人にすると、メンズ脱毛をやっている人も結構な確率でいることがわかりました。

この話題は私にとって、脱毛はもはやすごく当たり前で一般的なことだと知る、よいきっかけとなりました。

整形中毒とコンプレックス解消

特に、夜の世界で働いている人は整形している方が多いように思います。それは、夜の世界で働いている人には、元々美意識が高い人が多いのと、仕事上、外見が自分自身の商品価値を決める一つの材料になってしまう部分があるからだと思います。あと、夜の世界はとにかくお金が動くので、財布に余裕があるというのも大きいでしょう。

しかし、整形している人を見ると「一度やったら何度も何度も整形を繰り返す、整形中毒(整形依存症)」になってしまう人が多いように感じます。特に顔。

街を歩いていると誰もが振り返るような美人な女性がいます。
私は、なぜこの人はこんなにもカワイイのに、未だに整形を繰り返すのだろうと思い、自分なりに一生懸命考えてみました。(益◯つばさなんかを想像していただけると良いかと)

顔は多くの人にとって一番大事なパーツです。そして、美意識が高い人にとって、顔は命よりも大事なパーツと言えるのかもしれません。

①一般の人よりも美意識が高いからこそ、満を持して整形をする。

②しかし、整形によって少なからず顔のバランスが崩れるので、その時は満足してもすぐに違和感を感じるようになり、今まで気にならなかった部分が目立って気になる。

③一度整形を体験しているので、再度整形することへの心理的ハードルは低い。

④2度目の整形をする。以下、②に戻ってループ。

こうして、整形を繰り返すことによってどんどん顔は洗練され、美しくなっていきます。しかし、自分自身では一生満足できない状態が続き、いつの間にか「整形中毒」に陥ってしまいます。

美容整形は決して安いものではありません。また、メンテナンスにも費用がかかり、整形中毒はいずれ経済的破綻を招いてしまう。もしくは何度も整形を繰り返すことによって、どこかのタイミングで扇風機おばさんに代表される整形の失敗を招いてしまう可能性もあるかもしれません。

美容整形は、コンプレックスの解消や美しさを手に入れられるメリットがある一方で、こうした怖さもあるのではないかと思います。

美容整形に対する肯定

冒頭の高須委員長の暴露もそうですが、最近は芸能人が自ら整形していることを告白しています。また、最近廃刊になりましたが「小悪魔ageha」や「CROOZ blog」などの夜系の人たちの世界では、ヒアルロン酸を入れたり顔にボルトを入れるような整形が一般的になってきており、著名モデルがそれをブログに書いてたりします。

海外では、どれぐらいの比率の人がやっているのかわかりませんが、韓国の整形文化はネットでもよく話題になりますよね。

広義に言う美容整形としては、気軽な気持ちでタトゥーを入れる人も、昔に比べると増えてきているように思います。

美容整形市場は大きくなると思う

最近、テレビなどで整形サイボーグ「ヴァニラ」さんが話題になっています。ヴァニラさんは今、東京美容外科の広告塔になっています。

東京美容外科のサイトにアクセスするとこんな画像も。。。

ヴァニラ

今回、高須クリニックの高須院長がタレントの整形ネタをなぜ暴露したのか、その理由を考えるとわかりますが、美容業界では「美容整形をもっと一般的なものにしよう」という動きがあるように感じます。

ヴァニラさんの広告塔の例を見ても、「整形を肯定する」、「整形はカッコいいこと」という流れを作っていこうという雰囲気が見てとれます。

そして、「整形は恥ずかしいこと」、「隠さなければならないこと」といった文化も、時代の変化によって少しずつ変わりつつあるように思います。そう考えると、将来的に美容整形市場はさらに拡大し、整形はもっと一般的なものになっていくのではないか?と私は思います。

小学生の時、保険体育の授業で「未来の人間」みたいな絵を見せられました。あごが尖って耳が小さく目が大きいその姿はいまだに記憶に残っています。しかし、整形の技術革新や、整形に対する文化の変化をもってすれば、50年後、100年後にはツノが生えた人間や、シッポが生えた人間が、渋谷のセンター街を歩いていてもおかしくないのではないかと。(これは本気で全然ありえると思っています)

で、私は整形に対してどう思っているのかというと、わりと肯定的です。昔はそんなの絶対やめたほうがいいと思っていましたが、今は多分、自分の彼女や友人、家族が整形すると言っても、肯定できると思います。もちろん私自身も将来整形をするかもしれません。

先ほど書いた「整形中毒」による経済的破綻や「整形の失敗」は大きな問題だと思いますが、外見によって相手に与える印象が変わることは、私自身もこれまでの人生で大きく感じているところです。コンプレックスの解消や若さの維持するために、美しさをお金で買う行為がもっと一般的になるのも、時間の問題かなと思っています。

今日書いたことは、美容整形業界から一番遠く離れたところにいるであろう私が、ない頭たを使って考えたことなので、的を得た意見になっていないかもしれません。いろんな方の意見、聞いてみたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました

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