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川原裕也(@yuya_q)のブログ

2016年05月25日

人は格差社会に敏感なのに時代の変化には驚くほど鈍感である

時代の変化

「旅をすると価値感が変わる。」
そんな発言ほど薄っぺらいものはないという意見もある。

しかし、私が30歳にもなってはじめて海外に行って得た気づきは「時代の変化」の存在だった。海外に行くことで考え方や文化の違いに触れることもあろうが、私が強く感じた「時代の変化」は、日本で生活しているだけでは絶対に気づくことがなかったことだと思う。

新興国は日本に比べて経済が発展していない。経済が発展していないということは「貧乏」とも言えるが、言い換えると「時代遅れ」なのである。

もう少しわかりやすく言うと、新興国を訪れると「過去にタイムスリップする」ような感覚に陥る。例えば、私が1年前に留学していたフィリピンのセブ島では、未だに洗濯を手洗いで行うのが当たり前らしい。

これが私にとって「時代の変化」に気づくヒントとなった。

ネットでの顔出し・実名出しが当たり前となったことへの違和感

ソーシャルメディア

最近は日本中でFacebookやLINEといったSNSが利用されている。
Facebookが日本で本格的に普及し始めたのは2011年ごろだったか。たった5年前の話である。

その当時を振り返ってみてほしい。
当時は国内ではmixiが流行っており、インターネット上に実名や顔出しをするのはありえない、だからFacebookは絶対に日本では流行らないと言われていた。

周りに話を聞いてみても、実名や顔出しは絶対に嫌だと言っていたし、私がネット上に実名・顔出しをした時も、周りから「何やってるのw」というような意見を何度も聞かされた。

しかし、今はどうか。
Facebookの友達リストを見ても、LINEの友達リストを見ても、多くの人が実名・顔出しをしている。

「ネットに顔出しや実名出しなんてありえない、絶対に嫌だ」と多くの人が信念をもって言っていたであろうことは、たった5年でどこかに消えてしまったのである。

これを同調圧力と言うべきなのか、「時代の変化」と言うべきなのかはわからないが、人は時代の変化に驚くほど気づかない。

とても重要なことであるはずなのに、知らぬ間に時代は変わっているのである。

過去を振り返ってみてようやく、「昔はそういうこともあったね」と気づくのだが、過去と現在の比較を重要視しない。

一方で、Facebookが普及したことで他人との生活の格差が透明化され、Facebookは幸福度を下げるという研究結果も出ているらしい。

人は上を見上げて嫉妬し、下を見下ろして安堵する。社会的格差に対してはとても敏感な生き物である。

他人と自分を比べると人は不幸になる

落ち込む

人は他人との比較によって幸福を感じる生き物だ。

他人と自分を比べて嫉妬することはモチベーションに繋がる一方で、不幸を生む。なぜなら、上を見上げると社会は青天井だからである。

上に行けば行くほどさらに上があることを知り、そのうち自己の限界に到達し、「越えられない壁」が見えた時に不幸を感じてしまうのである。

時代の変化を知ると幸福であることに気づく

経済の発展

では、同じ時代を生きる他人との比較をやめて、時代の変化に目を向けてみるとどうなるか。

昔は死の病だった結核にかかっても、今は死ぬことはない。

飢え死にすることもないし、安月給でも旅行を楽しむことだってできる。

時代の変化に目を向けると、100年前よりも確実に経済は発展している。知識や知恵も発展し、人は時代とともに賢くなっている。人は間違いなく豊かになっているのである。

人間が時代の変化に鈍感であることは上記で述べた通りだが、時代の変化を知ると人は幸福を感じることができる。

では、さらに幸福になるためにはどうすればよいか?

その答えは「時代を加速させること」にある。時代を加速させるとはつまり、経済を発展させるということである。

なぜなら、今という時代を築き、進化させているのもまた人間であり、過去よりも現在はより良く、そして未来はさらに良いものになるということを歴史が証明しているからである。

とすれば、幸福を評価する視点を「時代との比較」に向け、その上で人がやるべきことは時代を加速させることであり、それは投資による資本の再配分や労働生産性を改善していくことで実現できる。

過去の時代と比較すること

江戸時代

人は比較によって幸福を感じるものである。
であれば、今の時代を生きる他人と比較するのではなく、過去の時代や過去に生きた人間と比較すべきである。

わかりやすく言うと、過去の偉人達に勝負を挑むべきであり、過去のイノベーションに負けない情熱を持つべきである。

そして、過去の偉人達に負けず時代を加速させることができれば、人はより豊かになり幸福を感じるのである。

偉大な人ほど、「時代の変化」に視点を向けているように思う。

例えば、ソフトバンクの孫正義が坂本龍馬を敬愛しているのは、そのような視点があるからではないだろうか。

そして、「時代の変化」に視点を移せた者は、現代を生きる他人との比較で不幸を感じないし、未来に意識が向かうことで時代を先取りできる。

「幸福」や「成功」と呼ばれるものは、その先にあるのではないだろうか。

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